お金がないにも関わらず引越しを繰り返していた青春時代
未だにアパート暮らしの私ですが、
最近、両隣のお宅が立て続けに引っ越しました。9月だったので、多分仕事上の都合かなと勝手に持っています。
朝から外の階段をドタバタ走る音がするから、はじめは何かと戸惑います。じきに引越し業者だと気づき、「あー引っ越すんだぁ」としみじみ思うわけです。
私も過去に、8回もの引越しを経験しています。
仕事の都合やら、女性関係、結婚、気分転換など、理由はさまざまです。そのお陰で、とくに20代のころは、完全に引越しビンボー。
大して稼ぎもないのに、数十万単位の出費を繰り返すわけですから。
ただ、そんな経験をするなか、徐々に引越しのノウハウのようなものが自分のなかで分かってきて、費用もうまく節約できるようになっていきました。
もちろん引っ越すわけですから絶対的に出費はあります。しかし、節約を意識すれば、10万円以上抑えることも可能なので、かなり大きな違いだと思います。
そんなこんなで、今回は私の引越しの思い出と、費用の節約方法について勝手に紹介させていただきます。
引越し業者の仕事は超大変
ところで、隣のお宅の引越し風景を見ていて、「引越しの仕事ってホント大変だなぁ」とつくづく感じます。
重い荷物を、まるでシャトルランのようにノンストップで運び続けるわけですから。たとえ作業に慣れているスタッフでも、後半になると疲れは隠せなくなってきます。
さらに、人のものを運ぶということで、慎重さも求められる仕事です。つまり、スピードと丁寧さがダブルで重要なのです。
実際、私も短い期間ですが、引越し業者でアルバイトをしていたことがあります。ただひたすら大変な作業で、一日働くともう廃人状態です。
にも関わらず実入りがいいわけでもなく、正直、割りに合わない仕事だと感じていました。
一方で、それを仕事にしている人は根性あるなとも感じていました。
引越し作業は1件こなすのも大変ですが、引越し業者は1グループでそれを1日に2~3件消化するのが普通です。それを毎日繰り返すわけですから、相当な体力です。
業者に引越しを依頼するうと「高いな・・・」と思うことは良くありますが、仕事の大変さを考えると仕方ないとも思います。
お金がないのに引越しを繰り返すのはなぜ?
ところで、私も20代の頃によく引越しをしていました。理由はさまざまありますが、トータルで8回は引越し経験があります。
- 隣のお宅にクレームをつけられた
- 新しい部屋に住みたかった
- 彼女と同棲する
- 日当たり最悪だった
- 転職の都合
- 結婚
などなど、いろいろな理由で引っ越してきたわけですが、早いときですとほとんど1年も経つか経たないかくらいのタイミングで引っ越すこともありました。
どれもそれなりに理由はありますが、はっきり言うと完全に自己都合です。
また、とくに若いころは後先考えないことも多々あり、その結果、引っ越すしかないとったこともよくありました。
今考えると「無謀だったな」とも思いますが、多分それなりに勢いみたいなのもありました。
引越しビンボーに陥る
しかしながら、当時、飲食店で働いていた私は、決して収入も多くはありませんでした。一般的な会社勤めしている人と比べると、間違いなく収入は低かったと思います。
その大半は家賃や食費やらの生活費に消えていき、あとはちょっとした交際費に使う程度です。
当然ながら、まともにお金も貯まるはずもありません。
にも関わらず、引越しを繰り返してきたいわけです。
引越しにかかる費用といえば、賃貸への入居費用が最も大きな負担になります。また、引越し業者を利用するときの費用もかかります。
たとえ一人暮らしとはいえ、安くても20~30万円、場合によっては40~50万円くらいかかることもありました。
稼ぎも良くないのに短いスパンでこれだけの出費を繰り返すわけですから、当時は「引越しビンボー」と言わざるを得ない状況でした。
ときには貯めていたまとまったお金を崩したり、親から借りたりすることもありました。手段がないときは、サラ金に手を出したこともあります。
完全にアホというか、無謀ですよね。
これだけお金の管理に無頓着なわけですから、当然、その煽りも直で自分に帰ってくるわけです。そんななかでも仕事をがんばり、ようやく生活が持ち直したころに、また引越しがやってくる。
20代のころはずっとこんな感じでした。
ただ、その経験のお陰で、今ではようやく人並みの遣り繰りを覚えることができました。きちんと生活費の帳簿をつけ、今月はいくら入って、いくら出費したのか、それでいくらプラスまたはマイナスなのかをチェックしています。
自力の引越しも失敗の連続
とはいえ、ただ単に高額な出費を繰り返してきたわけでもありません。その時の自分なりに、少しでも費用を節約する方法を考えていました。
かなでも、引越し費用を節約できる常套手段として、「自力の引越し」は良くやりました。つまり、レンタカーを借りて、荷物を自分で運ぶのです。
たとえ一人暮らしでも、引越し業者にお願いすると数万円はかかります。距離が遠くなると、10万円以上かかることもあります。
とくにお金がない時でしたから、「自分で作業をしよう」と思うのは当然と言えるかもしれません。
ただ、「自力引越しがベストだ」を思い込んでいましたが、その方法にもいくつか落とし穴がありました。
たとえば、
- レンタカー代がかかる
- 手伝ってくれたい友人にご飯をおごることになる(費用がかかる)
- ただただ大変で疲れる
- 家財を破損させる可能性がある
- 賃貸の壁などを傷つけることがある
- 結局、それなりに出費がある
- 荷物が多いと、一発で引っ越せないケースもある
このように、自力の引越しは一見費用を節約できそうですが、かえって高く付いてしまう可能性もあります。
たとえば、引越し業者にお願いすれば2万円で済んだところを、自力の場合は、レンタカーで1万円、お礼に1万円かかったとすると、業者を使って楽した方が確実に得策です。
また、作業に不慣れですから疲れるのはもちろんのこと、家財を壊したり、部屋を傷つけたりすることも良くありました。
そうなると、モノを買い直したり、修繕費を請求されたりと、余計な出費につながるケースもあります。
ですから当時は、自力の引越しの方がいいと思っていましたが、引越しに慣れてくると、断然、業者を使った方が良いです。
結局、引越し費用は高い
また、費用においてネックになるのが、賃貸への入居費用です。
入居費用にはさまざまな項目が含まれます。たとえば、
- 敷金
- 礼金
- 前家賃
- 火災保険料
- 消毒費
- 鍵交換料金
- 仲介手数料
などなど、合計すると家賃の4~5ヶ月分はかかります。となると、家賃7万円とすると、28~35万円の出費になります。
決して安くない金額です。とくに稼げのない20代の時では、相当痛い出費です。
当然ながら、それに加えて引越し料金もかかりますから、一人暮らしでも30~50万円程度の出費は覚悟しないといけません。
今でも、「よくそんな出費を繰り返していたなぁ」と思うくらいです。
でも、引越し費用を安くする方法も実はある
当時はそれほどお金に苦労していることを自覚していませんでした。それよりも、目の前のことを対処するのに必死で、勢いまかせに人生を駆け抜けていたような感じです。
ただ、そんな無謀な経験でも、繰り返すうちに少しずつ糧になり、引越し費用を節約する方法もわかるようになってきました。
たとえば、引越し業者なんか、選ぶところによって費用は全然違いますし、敷金や礼金も交渉で安くなることもあります。
また、火災保険料や消毒費なども工夫すれば、かなり節約できます。
これらの術をトータルで考えると、一人暮らしの引越し費用でも10~20万円くらいの節約になります。これは相当大きいです。
お金に余裕がなければ、それだけで助かりますし、浮いたお金を別に回すこともできます。
同じ引越しであれば、少しでも費用は安く抑えたいですよね。
引越し料金は値引きしてなんぼ!
引越し費用を節約する方法で、一番衝撃だったのが「引越し業者の料金」です。
なぜかって、同じ条件でも、引越し業者によって料金が全然違うからです。たとえば、A社は8万円でも、B社は4万円なんてこともありました。
倍ですよ、倍!
同じ条件なら、当然B社の方がお得なわけです。
では、どうすればいいのかというと、単純にそれぞれから見積もりを取れば良いわけです。そうすれば、どこが安いのか一目瞭然。
それで数万円も費用が浮くなら、絶対にやるべきです。
さらに言うと、見積もりを比較した上で、それから値引き交渉することも可能です。たとえば、「B社は4万円でしたが、もっと安くできますか?」という具合に。
そうすれば、引越し料金を限界まで安くできます。
実は、引越し料金は値引きが前提のようなところがあります。ですから、はじめの見積もりは高めの金額を提示されるケースが少なくありません。
したがって、値引き交渉をしないのは、丸っと損をしてしまうことになってしまうのです。
とまぁ、自己流の無謀な引越しを繰り返すうちに、費用においてさまざまな知恵が身についたわけです。今となっては、全部いい経験だと本当に思えます。
ちなみに、そんな経験を踏まえて、引越しに役立つノウハウをまとめたサイトも運営しているので、良かったら参考にしてみてください。
費用の節約術から手続きの方法、引越しやることリストも用意しているので、いざ引越しをする人にとっては役立つ情報が満載です。
まとめ
今回は、私の引越し体験談をつらつら書かせていただきました。
色々と自分なりに苦労すると、後になって身になるものですね。まだ30代半ばですが、あの頃の経験が活きていると、最近よく実感することがあります。
色々物がほしい、どこどこへ行きたいといった欲求ももちろんありますが、結局のところ、「経験こそ宝なり!」に落ち着くのではないでしょうか。
読んでいただいて、ありがとうございました。
FXとは?初心者でもわかるFXの基礎知識
以前勤めていた会社の同僚の間で、FXがちょっとブームになっていました。
なかには、1年で200万円くらい儲けている人もいました。
FXで200万円?と少なく感じるかもしまれせんが、年収400万円以下の人が大半を占めていたその会社では、それにプラス200万円というのは、とんでもない数字なのです。
会社員が給与に加え、副収入が入ってこれば、相当余裕のある生活になるのが想像できるかとおもいます。
ということで、今回はFXの基礎について触れていきたいと思います。
FXとは?
FXとは、ざっくり言うと外国為替取引の意味です。
外国為替というのは、たとえば円をドルに両替することです。
「1ドル=100円」とした場合、ドルで100ドル必要なときは、日本円が10,000円必要になります。
このように、物と物を交換するように、通貨同士を交換(売買)することが為替取引ということになります。
まぁ、簡単にいうと、この為替取引をウェブ上で行うのがFXです。実際に現金を受け渡しするわけではなく、損益の受け渡しだけで取引が完結します。
FXはレバレッジが効く
よくレバレッジという言葉を聞きますが、ようは資金の数倍もの金額で取引ができるのが、FXの大きな特徴といえます。
たとえば、資金が4万円だとすると、25倍の100万円までの取引ができることになります。
それだけ大きな金額の取引ができれば、当然儲けも倍増することになりますし、反対に負けも大きくなる可能性があります。
これがFXの醍醐味でもあり、リスクでもあるのです。
FXは24時間いつでも取引ができる
また、FXはウェブ上で行う取引なので、時間を選びません。また、特定の場所が必要になるわけでもないので、非常に参入しやすいという特徴があります。
為替取引は24時間、どこかの国で行われてるので、時間帯によってさまざまな国での取引に参加することが可能です。
FXの儲け方
では、どうやってFXを自分の儲けにできるのでしょうか。
たとえば、前述の「1ドル=100円」を想定しましょう。
FXは為替の売買によって利益を見込みますから、まず100円で1ドルを買います。その間、ドルの値が動き、1ドル=110円に変動したとします。
そのタイミングでドルを円に替えれば、その取引で10円の儲けが出ます。
これがFXの仕組みです。
今回のたとえは1ドルの場合ですが、元本を10万円にしてみましょう。
それに25倍のレバレッジをかけると、250万円の取引が可能です。
250万円をドルに替えると25,000ドルになります。それが100円から110円に値上がりしたように上がると、27,500ドルになります。2500ドル上がったことになるため、日本円で25万円の儲けがでたことになります。
これがレバレッジの効果です。
実際、この元本が大きければ大きいほど利益も大きくなり、一瞬で億単位の儲けを出すことも可能ではあります。
しかし一方で、その逆も起こり得るのがFXです。つまり、100円から90円にマイナスになることもあるのです。
そうなれば、元本は一気に吹っ飛びます。
これがFXの恐さでもあるのです。
ただし、値下がりしたときに必ず損をするかというと、そうでもありません。
上記の例では、買い→売りの順で取引しましたが、売り→買いの順でも取引をできるのがFXです。
したがって、値が下がっても逆の動きをすることで利益を生み出すことが可能なのです。
元本保証
また、FXの取引は元本が保証されるため、大きな失敗をしても、投資した金額よりマイナスになることはありません。
たとえば、とりあえず5万円でFXに参入してマイナスになっても、最大でもその5万円までの損失になります。
ですから、余剰資金を使い、とりあえず挑戦してみるという感じでやり始める人も多いです。
とはいえ、5万円がまるっとなくなってしまう可能性もあるので、その辺の覚悟は必要になるかもしれません。
まとめ
しかしながら、前述のように、FXにはレバレッジが効くため、ちょっとしたお小遣いでも参入することができます。
ですから、会社の給料だけでは満足できないというサラリーマンが、できるだけ低いリクスで始められるのも大きな利点です。
とはいえ、取引の仕方によっては元金が一瞬にして消し飛んでしまうケースもあるので、ある程度の知識を覚えてからスタートするべきです。
さらに、実際の取引を練習としてシミュレーションもできるので、そこで多少訓練してからチャレンジすることも重要です。