日々の生活費はパーセント管理するのがオススメ!

突然ですが、日々の生活費はどのように管理していますか。

手書きの家計簿のようなものをつけていますか。それともアプリなどを使っていますか。

 

いずれにしても、毎月、毎日の収支をきちんと把握することは大切です。

 

出費は「ちりつも」です

私は若かりしころ、生活費の管理なんかまったくしていませんでした。

だいたいの感覚で、毎月のやりくりをしていました。ですから、月末になり、給料日まであと3日を1,000円でやり過ごさなければいけない、なんてこともよくありました。

 

とくに若いときは給料も安いですし、一方で、いろいろと娯楽にもお金がかかります。

ですから、収支が合わずに、月末になるとカツカツ状態になってしまいます。

 

そのような生活ぶりを続けると、いずれ、どうしてもお金が足りない場面が出てきます。そんなときは親に頭を下げてお金を借りたり、最悪、サラ金に手を出したりすることもありました。

 

そんな生活が豊かになるはずもなく、もちろん貯金も貯まりません。そんななかで引越しなんてことになれば、一気に蓄えが吹っ飛んでいく始末です。

 

しかし、そんなやりくりを繰り返すうちにようやく気づくわけです。このままではイカンと。

 

そこで、徐々に毎月の収支を気にするようになりました。

実際に何にどれだけ使ったかを確認すると、本当に細々した買い物に結構な金額を使っていました。そのときは大した金額ではないと思って使うのですが、実際にトータルしてみると出費の大半を占めています。

これでは、少ない給料が残るはずもありません。

 

最低でも収支をプラスにするのが肝心

毎月の給料だけでは賄えなかったときは、貯金にも手を出すこともありました。

しかし、収支を把握していないので、それで何とかやりくりできていたつもりになっていました。ただ、実際は思いっきりマイナス。

稼ぐ以上に使っているわけなので、まるでダメ男です。

親からお小遣いをもらっているころの感覚がまだまだ抜けていなかったのでしょう。

学生のころは、お金に関することは全部親が何とかしてくれます。

しかし、自立すると、それを一変に自分が負担することになるので、そう簡単ではありません。

 

どんな仕事で、どれだけ給料をもらっていても、収支がマイナスになるのは問題外です。実際、借金を繰り返してドツボにはまってしまう人もいます。

 

ですから、収支を1円でもプラスにするのが大前提です。

 

そこで、自分なりに収支をつけていくと、絶対に避けられない出費と、泡のように消えた出費が見えてきます。

 

その収支を眺め、まずは無駄使いを減らしていくよう意識します。

次に思いつくのは、水道光熱費です。絶対的に必要なものではありますが、節約は可能です。

 

そうしていくうちに、徐々に金銭感覚が身につき、毎月の収支をほとんどプラマイ0になるまで持ってこれました。

 

※もちろん、収入を増やしていくのは大前提ですが、今回は収支の管理にフォーカスした解説です。

 

出費をパーセント管理する

収支をプラスに持ってこれたら、とりあえず大きなハードルはクリアです。

 

さらに、収支管理をもう1段階上のレベルにまで持っていくには、収支をパーセント管理する方法があります。

 

稼ぎを100%として、

  • 生活費を55%(日々の生活費)
  • 遊びに10%(好きなことに使うお金)
  • 自己投資に10%(スキルアップするために使うお金)
  • 未来貯蓄に10%(まとまったお金が必要になるときに備えた貯蓄)
  • フリーダム口座に10%(絶対に触れずに貯めておくお金)
  • ギブ講座に5%(寄付など)

 

このように、入ってきたお金をパーセントで管理していきます。

はじめは、生活費を50%に抑えるのすら難しいですが、とにかく入ったお金を振り分けていきます。

このようにパーセント管理をしていれば、収入が増えようが減ろうが、収支がマイナスになることはあいりません。

そして、無駄な出費を減らし、必要なところにお金をかける意識が生まれます。

つまり、自分のお金をより発展的な方向に循環させていくためのパーセント管理でもあるのです。

 

お金は貯めるのではなく、循環させる

もちろん、生活をしていると大きな出費がかかるときがあります。

  • 車の購入
  • 家の購入
  • 子供の入学費用

もしもの病気など

 

計画的にお金を貯めないと、なかなか払えない出費もあります。ですから、もちろん貯蓄も必要です。

しかし、使わなかったお金を全部ふところにしまうのは、お金の管理としてあまり健全ではありまえん。

お金は動的なエネルギーなので、じっとしているのが苦手です。ですから、一箇所にじっとしているお金は気が停滞してしまい、やがて価値を落とします。

 

そうするのではなく、お金を循環させる意識も必要です。

たとえば、上記のパーセント管理での振り分けを見ると、遊び・自己投資・ギブ口座は、循環を生み出す効果があります。

お金を貯めて腐らせるのではなく、巡らせて、さらに大きくなって帰ってくるような循環が好ましいです。

そうすることで、たとえ同じ収入でも、それを使って発展的な未来を創造することにもつながります。

これがパーセント管理する本当の目的です。

 

まとめ

やはり一番きになるのは、「どうすれば稼ぎが増えるのだろう」という点です。

もちろん稼ぎが増えれば、生活も楽になりますし、自由に使えるお金も増えます。

しかし、どれだけ稼いでも、管理ができていないと結局同じようにマイナスの収支になります。

 

ですから、どれだけ稼ごうが、まずは収支のパーセント管理をすることが肝心なのです。

そうすれば、収支がマイナスになることもなく、自分の未来をより発展的に創造していくことにもなります。

 

ちなみに、私はエクセルを使ってお金の管理を行っています。

会計ソフトのように、毎回何かに使うと、その都度、出費を入力して、その月の収支をチェックしています。

月ごとにまとめてやると、どうしても「あれ、収支がマイナスになっちゃった」ということになりやすいです。

それでは意味がないので、お金を使ったら、その都度、管理して、項目ごとにあとどのくらい使っても良いのかを常に把握するように意識すると良いです。

 

そうすることで、少しずつ自分自身を高めることにもつながるので、会社にいようが個人で稼いでいようが、あなたの収入は増える一方です。

このパーセント管理は、人生を発展的に創造するための最も簡単なスキルだと思います。