誰しもが憧れる不労所得のメリットとデメリットとは?

会社で毎日長時間必死で働き、まぁボチボチの給料をもらう。

そんな生活に嫌気がさし、不労所得を夢みる人もいるのではないでしょうか。

 

不労所得って何?

不労所得とは、そのままのとおり、働かずして得ることができる収入のことです。

確かに、何もせずにお金が入ってきたら、それに越したことはありません。

 

ただし、所得に対する運用などを必要になるため、まったく何もしなくてもう良いというわけではありません。ここでいう不労というのは、実働を切り売りして稼ぐ方法ではないということです。

通常、時間や労働力を提供し、その対価を受けるのが収入と考えられています。しかし、不労所得は時間や労働力を伴わず、収入が入ってくる仕組みです。

 

この不労所得が本当に実現すれば、働く必要はなくなるのです。

たとえば、身近なところでいうと、銀行預金。最近ではめっきり金利も低くなってしまいましたが、預金をしておくと、年に0.0数パーセントの金利が上乗せされます。

ほとんど稼ぎにはなりませんが、あれも一種の不労所得になります。

また、不動産投資などもその一種です。

たとえば、マンション経営などをしていると、働かずして家賃収入が入ってきます。もちろん、もろもろの経費はかかりますが、運営会社に管理を任せている場合は不労ということになります。

 

不労所得ってどうなの?

不労所得といっても、その方法はさまざまです。

 

ブログ

たとえば、ブログです。

ブログといってもピンとこない人もいるかと思いますが、実際、ウェブ上にはブログサイトが溢れています。

ブログをしてどうのようにお金を得るかというと、広告収入です。自分で無料ブログやサイトを運営し、そこに広告を貼るのです。

そこからの収入の方法はさまざまですが、たとえばその広告経由で何か商品を買ってもらったら、いくらかがブログ運営者に入る仕組みになっています。または、単純に広告をクリックするだけで収入が発生するものもあります。

 

ブログの場合、その仕組みを作ってしまえば、あとはほぼ自動で収入が発生します。

しかし、そこからまともな収益をあげようと思うと、それなりに質の高いものを提供する必要があります。

つまり、良質なコンテンツを提供する、これがブログの大変なところです。

ですから、売上が発生すれば、ほとんど手放しですが、それまでにはコンテンツを作るという実働は伴います。

 

投資信託

あるいは、投資信託なんかもあります。

投資信託とは、株や債券などの投資商品がいくつか組み合わさったパッケージのようなもので、一発ドカンという投資方法より、バランスが取れ、なおかつリスクを抑えられるのが特徴です。

 

証券会社や銀行など、あらゆるところで投資信託の商品が扱わられています。

なかにはかなりリスクを抑えた商品や、ある程度の積極性も持たせた案件もあります。

 

現在、預金金利がそうとう低いので、「銀行にお金を預けていても仕方ない」という人が、その余剰資金を投資信託などに回すケースも増えています。

ただ、預金と違い、あくまでも「投資」になるので、元本よりも値が下がってしまうリスクはあります。

しかし、そのようなリスクを踏まえてパッケージ化された商品も多いため、「結果的に、預金してたよりもお金が増えた」という狙いで投資信託を買う人がほとんどです。

 

正直なところ、爆発的な儲けというのは期待できませんが、ほかっておいたら10万円プラスになっていたというのが投資信託です。

また、少額から投資できるのもメリットです。そのため、とくに深い知識がなくても、預金がわりに「投資信託」という形で投資を始めるサラリーマンが多いです。

もちろん、サラリーマンでなくても、ほとんど銀行口座をお金を放置状態の方でも、その余剰資金を投資信託を使って運用する人もいます。

 

投資信託のメリットは、ほとんど手間がかからないという点です。余剰資金さえあれば、いつでも投資を始めることができます。

 

FX

FXという言葉を聞いたことがあると思います。

FXとは、為替取引のことをいい、要するに、外貨をウェブ上で売買することでその差額を収益を図るものです。

FXも不労所得といっていいと思います。実際やることといえば、FX口座を開設し、カチカチとボタンを押すだけで簡単に取引ができます。

 

しかし、しっかり勉強しないと、FXはほとんどギャンブルに近いものがあります。

実際に私も試しにやってみたことがありますが、何も考えずにカチカチっと数回クリックしただけで、数万円を一瞬で失ったことがあります。

 

ただ、一方で、その一瞬で数万~数億円稼ぐことも現実的に可能なのがFXの恐ろしくもすごいところです。

 

ただ、FXもやり方次第ではリスクを抑えることも可能です。自分の投資できる金額内でチャレンジできるため、それで地道に小遣いを稼いでいる人も事実います。

 

まとめ

不労所得と聞くと、まったく別世界の話のように思えますが、実際は結構身近も溢れています。

ですから、自分がどこへアンテナを張るかによって、その情報というのは意外と簡単に入ってきます。

ただし、そこである程度確実に収入を得ようと思ったら、それなりの知識は必要になるでしょう。ですから、単純に投資すればいいというわけではなく、ある程度自分にあっているかどうかも重要なポイントになります。

 

あとは知識だけでなく、不労所得を得ていくための準備が必要になることもあります。

ですから、ハードルが高いものもありますが、まったくの別次元の話かというとそうでもありません。

自分がそのうように稼ぎたいと決意すれば、必要な情報というのは自ずと入ってくるものです。